
稽留流産宣告からを受けてから手術まで1週間ありました。
手術の2日前にもう一度赤ちゃんの心拍や成長を確認して、それでもダメだったら手術ということになりました。
正直1%でも生きていることを信じたかったし、まだ現実を受け止められなかったので、誤診じゃないのかと思っていました。
最初の先生の診断が明確だったのか知りたい
「心拍が確認できません。流産の可能性があります。来週手術しましょう。」
と、先生からはっきり告げられても、自分に自覚症状は全くないですよね。
筆者もそうでしたが、あまりにもショックで、気が動転して冷静さを失いました。
そんな中、先生は手術の話をしてきますが頭の中には何も入ってきません。
名医と呼ばれる医師の誤診率は14%といわれ、普通の医師の誤診率は30%と考えていいという話もあるそうです。
筆者が稽留流産を調べているときに、
心拍停止と言われたがそれは先生の誤診で、他の病院で心拍を確認できた
という記事をみたりしました。
確率的にはかなり低いと思います。
でもこういうケースもあるんだ、という奇跡を少しでも信じたいのです。
さらに流産経験をしている友人にも相談したところ、
「私もそうだったけどいきなり手術って言われても納得できないと思うし、一度ほかの病院でもみてもらってみたら?」
とアドバイスをもらいました。
やはり自分の納得のいく結果を知りたいと思い、セカンドオピニオンを受けることにしました。
セカンドオピニオンと転医の違い
セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師から意見を聞くことを言います。
主治医以外の意見を聞くことで、本人が納得のいく結果を受けることが可能になります。
セカンドオピニオンを受ける際には、紹介状と検査結果が必要です。
紹介状がないと他の病院で診察してもらえないこともありますし、診断料も高くつきます。
筆者が通院していた総合病院は、セカンドオピニオンを受けてもいいという病院だったので、お願いすれば紹介状と検査結果をもらうことが出来ます。
しかし、診察してくれていた婦人科の先生に、セカンドオピニオンを受けたいと伝えにくかったので、私は転医するという形をとりました。
転医とは、今の主治医に内緒で違う病院でセカンドオピニオンを受けるということです。
転医する場合は、紹介状や検査結果が必要な総合病院ではなく、紹介状や検査結果が必要ないレディースクリニックをおすすめします。
病院やクリニックによっても内容が変わるので、行く前に電話で確認してから行きましょう。
結果をしっかり受け止めて、前向きに
レディースクリニックで診てもらっても、結果はやはり稽留流産でした。
しかし、結果を聞いたときはまた落ち込むとかではなくて、
「他で見てもらっても稽留流産なんだから、もう仕方ないじゃん!」
と思えて、なんだかすっきりしたんです。
再度確認したことで、きちんと納得したんでしょうね。
それからは主人と「また頑張ろう!」と、とても前向きになれました。
流産の場合、先生から急に、
心拍が聞こえませんね。流産の可能性があります。
なんて言われても現実を受け止められないですし、納得いかないのが普通です。
そういう時は、納得いくまで確認しましょう。
私は、別のレディースクリニックで診てもらって本当に良かったと思います。
手術まで残りわずか。
次は、稽留流産の手術「子宮内容除去術」ついて書きたいと思います。
➧経験しました。稽留流産の「子宮内容除去術」と手術の流れ、費用や痛みについても
➧私が経験した流産の手術の流れ。麻酔、痛み、次の妊娠についても