多嚢胞性卵巣でも妊娠できる?PCOとPCOSの違いや原因、治療法など

多嚢胞性卵巣でも妊娠できる?PCOとPCOSの違いや原因、治療法など

「多嚢胞性卵巣だけど妊娠したい!」

何度試しても排卵検査薬が陰性反応しか出ないので、不安になり婦人科で診察してもらった時のこと。

多嚢胞性卵巣と診断されました。

自分に問題があると思っていたので、診断名を聞いたときは不安な半面、やっぱりなんかあったんだという気持ちでした。

先生に不妊治療の話を聞き、筆者は2人目を妊娠するべく不妊治療を開始しました。

今回は、多嚢胞性卵巣についての症状や原因、治療法などを書いていきたいと思います。

下記の症状が当てはまる方や、なかなか妊娠しなくて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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多嚢胞性卵巣の排卵障害、PCOとPCOSの違い

多嚢胞性卵巣は、あまり知られていない病気ですが、実はかなり多い病気です。

多嚢胞性卵巣(PCO)とは、小さな嚢胞が両側の卵巣に多数出来ている状態です。

毎月順調に排卵している場合もあるし、なかなか排卵しない場合もあります。

1.多嚢胞性卵巣症(PCO)とは

卵巣内に小さい卵胞が沢山ある状態です。

沢山あると言ってもネックレスサインのような状態にはなっていなくて、卵巣の内部に大小さまざまな大きさの卵胞が見える事が多いようです。

何らかの原因で排卵障害がおこったり排卵障害をおこす原因はさまざまです。

2.多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは

これに対して多嚢胞性卵巣症候群は病名の一つです。

症候群というのは、はっきりとした原因は解らないけども似たような病態を示す病気を言います。

  • 卵巣にネックレスサインがある。
  • 生理3日目くらいのLHがFSHよりも高い
  • 排卵障害がある

これらが揃うとPCOSと診断されます。

ネックレスサインの特徴としては、

  1. 卵胞の大きさが揃っている
  2. 卵巣の外側に一列に並んでいる

という特徴があります。

卵巣の中に沢山卵胞が見えても、この特徴が揃わないとネックレスサインとは言えません。

PCOとPCOSの症状と原因とは?

1.多嚢胞性卵巣(PCO)の場合

PCOは一時的な場合もあり、自然に解消するケースもよくあります。

また、自然に排卵していれば妊娠も可能です。

生理の周期が規則的なら妊娠の確率は普通の人とほぼ同じです。

2.多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合

PCOSの原因は、以前は卵巣内の男性ホルモンの量が多いことが原因と言われていました。

  • にきびが多い
  • やや毛深い
  • 肥満

などです。

しかし、最近ではこれらとは関係ないタイプが多くみられ、

  • やせ気味の人
  • 無理なダイエット

などが引き金になる事もあります。

自分が卵巣症候群かどうか調べるには?

血液検査で調べることが出来ます。

多嚢胞性卵巣症候群は、脳下垂体から分泌されるFSH(卵巣刺激ホルモン)とLH(黄体ホルモン)というホルモンの量を測る事によって診断できます。

FSHは正常で、LHが高い場合はこの病気の可能性があります。

ただし、LHは正常の場合でも排卵の時だけは高い数値になりますから、排卵の時期以外に測定する必要があります。


多嚢胞性卵巣症候群の治療法は?

多嚢胞性卵巣の方はどの方も排卵しにくいのは確かだそうです。

排卵をしていないと妊娠することはできません。

なので病院での治療法は、排卵誘発剤を使って排卵のチャンスを増やすことです。

1.まずはクロミッドで

生理開始5日目から排卵誘発剤のクロミッドを服用します。

すぐに排卵できるようになる人もいれば、なかなか反応しないこともあるそうです。

2.なかなか反応しなかったら併用

なかなか反応しない場合は、クロミッドにステロイド(プレドニン)や漢方のウンケイトウを服用したりします。

3.それでも排卵しない場合は注射

それでもうまく排卵しない場合は、注射での排卵誘発剤を行います。

多嚢胞性卵巣症候群の方は、注射が少量だと反応せず、少し多くしただけで過剰反応する傾向にあります。

過剰に反応すると、卵巣が3~4倍にはれ上がりお腹に水がたまってふくれ血液が濃縮してしまう、卵巣過剰刺激症候群になる恐れがあります。

4.注射を多く使うなら体外受精がおすすめ

注射を多く使わないと排卵できない重症な場合は、体外受精をおすすめします。

体外受精であればある程度卵胞発育をコントロールでき、卵巣が落ち着いてから胚移植することで安全に治療することができます。


筆者の場合のPCOの治療法の流れ

筆者の場合は、内診台で卵巣の中を見てもらったら小さな卵がいくつもあり、排卵後の血液検査でもLH(黄体ホルモン)が高いと診断されました。

筆者の場合の治療法は、内服薬のクロミッドと漢方の併用です。

  • クロミッドは生理5日目から5日間朝夜の食後に服用
  • 漢方は毎日朝昼晩の食前に服用

最初に病院に行ったときには生理から7日が経っていたので、排卵誘発剤が使えないとのことで漢方での治療となりました。

漢方で治療しましたが生理が来てしまったので、今回はプラスでクロミッドも服用するという治療でした。

その後は、クロミッドを5日間服用後に再度病院に行って卵が増えていないかチェックします。

筆者の場合、服用後は、

  • 左の卵巣には卵が1個
  • 右の卵巣には卵は4~5個

に減っていていました。

これは多くもなく少なくもなく、ちょうどいい量だそうです。

その後は引き続き漢方を服用し、また数日後に卵が増えていないかチェックをして、先生の指示ものとタイミングをとるという流れです。

少しでも不安な気持ちがあるなら診察してもらおう

まさか自分に何か原因があるなんて思いませんよね。

でも、この多嚢胞性卵巣は実はかなり多い病気だそうです。

どの方も排卵がしにくいのは確かだそうで、排卵ができていなければ妊娠の可能性はありません。

筆者もとにかく色んな排卵検査薬を購入して毎月毎月タイミングをはかっていましたが、もっと早く病院に行っていればと思います。

原因が分かり治療に専念すれば、妊娠の可能性は大いにあります。

少しでもおかしいと思ったり不安な気持ちがある方は、早めに一度病院で診察してもらうことをおすすめします。

流産経験をし、多嚢胞性卵巣と診断された私が妊娠できました。

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