
「排卵障害でも無事妊娠できました!」
排卵障害のひとつである多嚢胞性卵巣と診断されてから、不妊治療を開始しました。
筆者の場合、治療を開始してからすぐに妊娠をすることが出来ました。
今回は筆者が体験した、多嚢胞性卵巣の治療内容や治療費などについて書いていきたいと思います。
多嚢胞性卵巣と診断された方や、これから治療をされる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
多嚢胞性卵巣とは?
排卵障害で、不妊の原因の一つでもあります。
➧多嚢胞性卵巣でも妊娠できる?PCOとPCOSの違いや原因、治療法など
多嚢胞性卵巣の治療内容は?
病院や診断内容によって違いがあると思いますが、筆者が行った治療内容を書いていきたいと思います。
1.まずは漢方で卵の数を減らす
1日3回食前に漢方を服用して卵の数を減らしていきます。
2.生理5日目からは排卵促進剤
クロミッドと呼ばれる排卵を誘発する薬を、朝夕の食後に5日間服用します。
3.病院で卵が減っているか確認
この時に夫婦生活のベストタイミング日を聞いてタイミングをとる。
4.生理が来た場合は、病院で再治療開始
筆者の場合は排卵促進剤を服用してから1回目で妊娠できましたが、生理が来た場合は①~④まで治療を繰り返していきます。
多嚢胞性卵巣が妊娠判明した後の治療内容は?
筆者の場合ですが、病院で妊娠だと判明した後は流産防止の薬を服用し、張り止めの注射を腕に打ちます。
流産防止の薬は、朝と夜の2回服用し、張り止めの注射は病院に行くたびに打ちました。
どちらも超初期の段階ので1ヶ月ほどで終わりました。
その後は特に治療はせず、一般の妊婦さんと同じように妊婦検診で様子を見るというような感じです。
多嚢胞性卵巣と診断されてからかかった治療費は?
筆者の場合の治療費を書いていきたいと思います。
病院や診察内容によって違いがあると思いますので、参考程度にしてくださいね。
・【7月7日】 7650円
・多嚢胞性卵巣と診断
初診料+超音波検査+血液検査+漢方処方(28日分)
・【7月14日】 380円
診察
・【7月30日】 1070円
漢方処方(14日分)+排卵誘発剤処方(5日分)
・【8月7日】 2260円
超音波検査+卵胞発育状態のチェック
・【8月10日】 2600円
超音波検査+漢方処方(14日分)+流産防止の薬処方(10日分)
・【8月12日】
・夫婦生活のタイミングをとるよう指示
・【9月1日】 2030円
・陽性反応
診察+張り止めの注射+流産防止の薬処方(7日分)
・【9月8日】 2680円
超音波検査+張り止めの注射+流産防止の薬処方(7日分)
・【9月15日】 2730円
超音波検査+張り止めの注射+流産防止の薬処方(7日分)
・以降、母子手帳交付。
治療費は、合計21400円(保険内)でした。
排卵日周辺は、頻繁に病院に行かないといけないので少し大変ですが、治療のお陰で無事妊娠することが出来ました。
不安は抱え込まず、診察してもらうのが一番
お陰様でお腹の赤ちゃんも無事に育ち、今は安定期に入ることができました。
前回流産したというのもあり、些細なことでも何かあったらすぐに病院に駆け込んだりして、せわしない妊婦生活を送っています。
しかし、やっと赤ちゃんを授かることが出来て無事に育ってくれているのも、あの時勇気を出して診察してもらったからだと改めて思います。
周りは順調に2人目が出来る中、1人だけ取り残されて闇の中にいるような気持ちでしたから。
流産経験をし、多嚢胞性卵巣という排卵障害を持った私が無事に妊娠できました。
少しでも、「赤ちゃんがなかなかできないな」と思ったら、病院で診察してもらうのも一つの手かもしれません。
皆さんの元にもコウノトリがやってきますように。
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